一人っ子は実家のお墓の未来はどうするの?
一人っ子だと自分の家のお墓のことも知る必要が出てきます。
お墓とは先祖を祭るものです。
先祖がいなければ現在の僕のあなたもいません。
僕は遠距離ですのでお墓参りをすることが少ないですが、将来のことを考えると一人っ子として考える必要があると思います。
これは人によって状況も変わってきますし、考え方にもよるのでなんともいえませんが主観を交えながら書いていきます。
最近はお墓といってもいろんなタイプのお墓がある
- 樹木葬
木や花の下に埋葬される形式です。 - 永大供養墓
みなさん一緒の場所にお骨を納骨するタイプのお墓です - 納骨堂
室内の棚のような場所に納骨されるタイプです。 - 先祖代々のお墓
家で引き継がれてきた石のお墓です。 - 友人と一緒のお墓に入る
最近ではなんと血族以外の人とも同じ墓に入ることができます。 - 散骨
焼かれた骨を海などに撒く方法です。 - なにも決めずになくなってしまった場合
通常、遺族に返されるものですが、個人一人の場合は自治体の管理する無縁塚の入ることになるそうです。
生涯独身おひとり様の一人っ子の場合
一人でいきている方はお墓の最後は、大体はお寺などで
永大供養をしてもらうことが多いのではないでしょうか?
人によっては散骨してほしい、友人と同じ墓に入りたいなどの要望もあるかもしれませんが、自分の家のお墓を何とかしないといけません。
無縁仏になるのを避けるためにも一通りの墓じまいの手続きも知っておいたほうがいいかもしれませんね。
お墓の中身を確認して墓じまいするときの遺骨の行き先を決めておくことです
遺骨の行き先 人気順(2017年夏)
1位 公営墓地への改葬合祀 約38%
2位 散骨 約35%
3位 菩提寺で永代供養(合祀) 約23%
4位 納骨堂 約3%
5位 手元供養 約1%
となっています。
どうするかは残された本人次第ですが、残された人が生きやすい方法を選ぶべきだと思います。
お墓に縛られる考え方はよくありません。
一人っ子で実家を離れてしまっている場合の対処
実家の近くにお墓があるという人は多いと思います。
親が元気でいるうちはいいのですが、動けなくなったり介護が必要になってくるとなかなかお墓のことまで気が回らなくなってしまいます。
ですのでお墓を引っ越しすることもできます。
実家が遠くてお墓参りにだけ帰るという場合出費も馬鹿になりません。
会社の人でしたが、墓を引っ越ししたという話も聞きました。
先祖代々のお墓を大事にしたいと考えている人はお墓を自分の近くに置いておくという方法もあります。
あとはお墓参り代行サービスです。
人によっては先祖のものは自分たちでするべきだという人もいらっしゃると思いますが、現実的に不可能な人もいます。
お墓を引っ越すのも大変そうだし、お墓参りも年に数回です。
抵抗がない方はお墓参り代行サービスを使って墓をきれいに保つという方法もあります。
一例でしたが参考になれば幸いです。
個人的な考えですが、お墓というのは先祖を思い出す場所ではないでしょうか?
そこを守ることも大事だと思いますが、一番大事なのは今生きている自分自身です。
そして時間は未来にしか流れていきません。
その時間を生きている自分たちは先祖がいたから今があります。
どんな方法だろうが先祖を思い出すという時間を与えてくれるのがお墓です。
お墓の形や守る方法は違えど、そのように考えるということが重要なことではないでしょうか?
一人っ子は責任感が強い傾向があるので頑張ってしまいますが、自分自身の未来をつないで行ける選択をするべきではないでしょうか?
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